多くの子どもは時間を計らず、ただ過去問題を解くだけ。そうすると、問題の傾向はわかりますが自分の力はわかりません。本当に大事なのは、実際の力を知ることと、入試の時間の感覚を覚えること。それらを知ったら、合格するにはどうしたらいいかを実感します。時間通りにやってみると、分量が多くて終わらないケースが多いのです。問題の分量が多いと、当然、最後までできませんから、できる問題から解いてできないものは最後にまわす、というトレーニングが必要になります。これにより、現在の自分の力との「差」を知って、ギャップを埋めるためにはどうしたらいいかという計画を立てるのです。しかも、なるべく早いうちに実行し、対策を立てることがポイントです。「早いうち」の目安は一年前。中学校入試なら五年生の終わりごろなので、問題を解く力はないかもしれません。しかし、実際にできなくてもいい。そこからの一年間で、「これだけのばさないと合格しない」ということがわかればそれで十分。親子で、一年間の勉強の計画を立てればいいことです。