不動産投資は、「購入対象物件が何年もつのか」「家賃収入で元を取るのに何年かかるのか」「元を取ったあとの利益が何年間期待できるのか」という考え方がベースです。したがって、インフレとデフレの波をよく読んで、インフレで物件価格が高いときは無理して買わないのが原則です。デフレ経済が終息して景気の回復とともに「不動産を買いたい」という心理が働くものです。でも、バブルのときも「利回りを気にしていたらいつまでたっても買えない。とりあえず買っておけばそのうち値上がりするだろう」と、勢いで買った多くの人たちが失敗しました。この失敗を教訓にしなければ、必ず同じ過ちを犯すことになります。そうならないためにも、まず「キャップレート(手取り利回りの期待値)」を決めてから投資すべきかとうかを判断してください。都内であれば、築浅物件で手取り5〜6%、バブル期物件でも手取り6%以上は確保したいものです。そして、この利回りが期待できなくなったら休んでください。不動産投資は休むことも必要です。ただし、都内は利回りが合わないからといって、地方物件に手を出さないこと。人口の減少で地方はアパート経営が成り立たない時代に突入しているからです。