ブティックの袋などは、ほとんど、カバンと同じくらいもったいないという扱いを受けている。スーパーで野菜が入っていた発泡スチロールも、洗って取ってある。これは何に使うのだろうか。何に使うということとは、関係ないのだ。ただ、捨てることができないのだ。この儀式をしないと、プレゼントを開けてはならない。好きな人からのプレゼントなら、なおさらだ。僕は、3年前に、君からもらったバレンタインのチョコレートの包み紙を、そのまま再現して、まだ飾ってあります。プレゼントのヒモをサミで切ることはできない。君の部屋の洗面台のポプリが入っている花の形のカップに、見覚えがあった。たしか、最初は新宿高野のミラノケーキが入っていたはずだ。僕が君にお土産に買ってきたものだ。僕が君のところに持って行ったお菓子の容器を、君は捨てないで取ってある。君は、モロゾフのカスタードプリンの厚いガラスのカップを洗って取っておいて、植木鉢に使っている。赤坂トップスのプリンの益子焼の陶器のカップも、ザルソバを食べる時のソバチョコに使っている。不二家のロイヤルプリンのペコちゃんのイラストがあるカップもずいぶんそろっている。3種類のイラストが季節ごとに変わるので、全部で12種類。君は、もう11個まで持っている。
[参考]
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