プリティ♪OLぶろぐ

予備校講師十五年目の秋

2011年02月28日

とうとう予備校講師十五年目の秋に、右脚の激痛に襲われ、いっときは立つことも歩くこともできなくなった。半月間だけ椅子に座って授業をやらせてもらい、冬期講習は痛み止めのステロイド注射で乗り切った。俺は真剣に授業をしている。だから授業中にだらしなくひじをついたり、携帯電話を鳴らしたり、三〇分もしないうちに寝る態勢に入るヤツがいると許せない。自分に厳しくなければ、生徒に厳しくできない。“手を抜くな”といえるのは、自分が手を抜かないからだ。適当な講師は、生徒が適当でも許してしまう。生徒たちが俺をここまで真剣にさせる。だから俺は毎年、最後の授業でみんなに、「俺の授業に一年間ついてきてくれてありがとう。一生懸命にならせてくれてありがとう。どんな仕事もひとりではできない。お客やクライアントがいて成立するものだ。すべてを終えたときに、お互いの頑張りと健闘を心から認め合えるようなやり方で、仕事に向き合え。そうやってひと仕事を終えたあとの爽快感は最高だぞ。ビールがうまい!自分に厳しくしてこそ、相手に厳しく。